横浜FCのチーム運営を通し人々の幸せと企業価値向上に貢献していく

横浜フリエスポーツクラブ 代表取締役社長COO

上尾 和大

2008年入社

未知の世界へのチャレンジ

未知の世界へのチャレンジ

思わず私は「本当に私でいいですか?」と聞き返しました。2018年3月、横浜フリエスポーツクラブの代表取締役COO(Chief Operating Officer 最高執行責任者)としてJリーグの横浜FCの運営を担ってほしいといわれたときです。ONODERA GROUPは2005年より横浜FCの経営にも携わっています。LEOCに関わる内容としても「横浜FC・LEOCトレーニングセンター」を開設して、クラブハウス内にキッチンシステムと食堂を設け、選手の栄養管理を担当しています。そのことは社員として誇らしく思ってきましたが、私に与えられた任務は、食堂ではなくチームの運営。一瞬「大丈夫か?」と不安がよぎりました。しかしすぐに「できる」と思いました。それは入社以来の業務の中で学んだものがあったからです。

お客様の想いに応える

お客様の想いに応える

学生時代、体育学部で学んでいた私は、スポーツ栄養の世界に興味を持ち、それが入社のきっかけになりました。入社後、先輩について社員食堂や高齢者施設を対象に営業活動を担った私が学んだのは、LEOCが提供するのは、一人ひとりのお客様の要望に合わせてつくりあげるオーダーメイド商品だということです。すべての仕事はまず人に向き合うことから始まり、どうすればその人に食事を通して感動を届けることができるかと考えていく。Jリーグチームの運営という未経験の仕事も、食がサッカーに変わるだけで、その理念とミッションはまったく同じなのです。それならやり方は分かる。私は新たな一歩を踏み出しました。

LEOCが誇る事業を海外で

振り返れば、いつも私の支えとなってきたのは、お客様に感動を届けるというLEOCの企業理念であり使命感でした。横浜FCの運営に携わる前、私は3年間にわたってLEOCの外食事業部でニューヨーク店、ロサンゼルス店の立ち上げを担いました。まだ20代でした。物流ルートの確定、スタッフの採用、銀行口座の開設から支払いの仕組みづくり、広告宣伝……やるべきことは山のようにありました。しかし、私が立ち止まれば全てがストップします。やるしかありません。私は、LEOCが誇る事業を海外でも進めたい、その足場づくりという任務を果たしたいと自らを鼓舞しました。幸い2店は無事開業。ニューヨーク店は2017年にミシュランガイド(2018年度版)の2つ星を獲得することができました。

挑戦する文化を受け継ぐ

挑戦する文化を受け継ぐ

入社以来、チャレンジの連続でした。最初から簡単に達成できると思った仕事は一つもありません。ただONODERA GROUPが取り組む全ての事業の根底にある理念への共感が、常に私の中にありました。そして、その想いを共にする人々でつくる組織の、風通しのよさとあたたかさが、私を支えてくれました。11年前の右も左も分からない社会人1年生が、3年目からエリアマネージャーを任され、やがて支店長になり、アメリカに渡って2店舗を開き、今、横浜FCの運営責任者を務める――多くのチャレンジの機会があると聞いてはいましたが、これほどとは予想もしていませんでしたし、数々の経験に感謝しかありません。横浜FCを通してお客様の幸せに貢献するとともに、さらにチームの知名度を高め、ONODERA GROUPの企業価値向上を図ることが、私の今の目標です。

※所属およびインタビュー内容は取材当時(2018年)のものです。

レオックでの歩み

2008年 営業部
2011年 事業部
2015年 人財採用部:中途採用
2016年 外食事業部
2018年 横浜フリエスポーツクラブ スポーツ事業部
2020年 横浜フリエスポーツクラブ 代表取締役社長COO

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