【海外人財now／Vol.02】この世界(料理)で成長し、日本でずっと働きたい。

LEOCでは外国人向けの在留資格「特定技能」を取得し、社員として働く海外人財が全国で活躍しています。そんな海外人財の「今」を一問一答形式でインタビュー。

今回ご紹介するのは、フィリピン国籍のソリス・ジュード・マイケル・バイロンさん（以下ジュード）。
初めて過ごした日本の冬は、寒かったが雪を見ることができて楽しかったと笑顔で語ってくれたジュードさん。母国を離れ、鳥取県の老人ホームで勤務を始めてもうすぐ1年経つ彼は、今どんな思いで働いているのでしょうか。

ソリス・ジュード・マイケル・バイロンさん

ーなぜ日本で働きたいと思ったのですか？
ジュード「子供のころからアニメなどで日本の美しさを見ていて、いつか行きたい、働きたいと思っていました。他にも日本の文化、料理など、いろいろなことがずっと気になっていて、いつか日本で働くことを目指していました。いつか、大阪城や京都の神社も見てみたいと思っていて、日本全国の美しいところを見に行きたいです！」

ーどんな職場ですか？
ジュード「いつも見本を見せながら、正しいやり方をしっかり教えてくれるので、安心して、これまで仕事を覚えることができました。特に調理にことについては、本当に勉強になっています。みなさん優しくて、仕事以外の話もしたりいつも楽しく過ごしてます。この前、私の自転車のタイヤがパンクして困っていたら、みんなが修理するところを探してくれました！」

ーいまは主にどんな業務をしていますか？
ジュード「洗浄や盛り付け、調理もしています。ソフト食も調理できます。」

ー調理ではどんなものを作っているのですか？
ジュード「先月は、鶏の照り焼き・鯖の味噌煮・魚の中華風焼き、和え物・味噌汁など、日々いろいろな料理を作っています。入社して半年たった頃からスチコン※も使い始めました。難しいときもあるけど、質問すると先輩が優しく教えてくれるので上手にできます。お気に入りは、鮭の幽庵焼きです♪」
※スチコン・・・スチームコンベクションオーブン

スチームコンベクションオーブンで調理をするジュードさん

ー業務をしていて、どんなときが楽しいですか？
ジュード「やっぱり調理が一番楽しいです！日本食は、見た目もきれいでおいしい。調理を始めてもっと好きになりました。料理が好きなので、時間があるときは家でも作ります。」

ー今の目標はありますか？
ジュード「調理すべてを一人でできるようになりたいです。今はいつも誰かに聞いたりしながらやっているので、全部一人でできる！と自信が持てるように頑張ります。さらに、新しい人が入って来たら、その人にも教えられるようになりたいです。」

―将来の夢を教えてください
ジュード「この料理の世界で『自分の将来に役に立つこと』を見つけていき、さらに、この世界で役に立てたら嬉しいです。そして、日本でずっと暮らし、働きたいと思っています。」

―後輩へメッセージをお願いします
ジュード「日本語の勉強を頑張ってください。働くときに一番大切なのはコミュニケーションだと思います！コミュニケーションがとれたらどんなことも解決できます。私もまだ敬語や漢字は難しくて、N2※の合格を目指して勉強をがんばっています。一緒に頑張りましょう！」
※日本語能力試験のレベル

―職場のみなさんへ
ジュード「僕がここまで成長できたのは、本当にみなさんのおかげです。日々成長する姿を見せることが、恩返しだと思っています。たくさんのことを教えてくれた、現場のみなさんに失礼にならないように成長しつづけていきたいです！」

いつも周囲への感謝の気持ちを忘れないジュードさん、好きな日本語は「ありがとう」。日本へ来て1年目とは思えないくらい日本語も堪能ですが、いつもLEOCの教材や日本のアニメ、YouTubeなどで日本語の勉強をしているそうです。それに加えて、日頃の職場でのコミュニケーションが語学力アップの秘訣かもしれません。

今後もLEOCは、一人ひとりが安心して長く日本で活躍できるよう、業務・生活のフォローアップやスキルアップを支えてまいります。

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