【海外人財now／Vol.04】出産のお祝いに、綺麗なフルーツ盛りで喜んでほしい。

LEOCでは外国人向けの在留資格「特定技能」を取得し、社員として働く海外人財が全国で活躍しています。そんな海外人財の「今」をインタビュー。

今回ご紹介するのは、フィリピン国籍のミニョザ・ジャン・シドリックさん（以下ジャン）。ジャンさんが働く病院は、朝昼夕・毎食約700食を提供する大型病院で、現在LEOCの海外人財8名が勤務しています。中でもムードメーカーで明るいキャラクターのジャンさん。勤務を始めて8ヶ月で仕込み場の責任者を任され、今では産科お祝い膳のフルーツ盛りまで楽しんで出来ているという彼に、お話を伺いました。

ミニョザ・ジャン・シドリックさん

―日本での生活はいかがですか？
ジャン「仕事が楽しいです！職場のみなさんとしゃべることも楽しいし、みなさんの仕事を手伝うことも楽しいです。プライベートでは、同期の仲間と逗子海岸や東京スカイツリーに遊びにも行きました！」

ー今は主にどんな業務をしていますか？
ジャン「大量の野菜を仕込んだり、フルーツカットしたり、そして毎日、食材の在庫管理も欠かさずしています。お祝い膳の時は、フルーツの飾り切りもしています。他にも、基本的な洗浄や盛り付けなども行います。」

ー責任者という立場は大変なこともあると思います。心がけていることはありますか？
ジャン「フルーツの責任者なのでフルーツのことで注意を受けることもたまにあります。そんな時はやっぱり落ち込みますが、ずっと引きずっていてもきれいに盛り付けはできません。だからちゃんと気持ちを切り替えて、いつも周りの雰囲気が良くなるようにポジティブに働くことを心がけています！特に私が作っているお祝い膳のフルーツは、出産後のお母さんが食べるものです。大事なお祝いだから綺麗に飾り切りをしたフルーツで喜んでほしいです！」

ジャンさんが作ったお祝い膳のフルーツ盛り

ー今の目標を教えてください
ジャン「調理師になることです。そのためにも食材を全部覚えたいです。あとはもっと日本語を上達したいです。いまはN3※ですが、来年はN1※合格を目指しています。他にもTOEICで900点も目指しています！」※日本語能力試験のレベル

ー日本語の勉強方法を教えてください
ジャン「月・水・金曜日は一日3時間、火・木・土・日曜日は一日1時間と決めて毎日勉強するようにしています。本やYouTubeで勉強しています。あとは字幕なしのアニメを見て、言葉や漢字を覚えることもあります。」

日本語で書かれた細かな仕込み指示書を理解し、業務するジャンさん

―後輩の皆さんに伝えたいことはありますか？
ジャン「一番大事なことは“衛生管理”です！私もLEOCアカデミー※で入国前に教わりましたが、日本で働き始めたばかりのときは他にも覚えることがたくさんで忘れかけていました。仕込みをするようになって、改めて先輩から教わって“衛生管理”の大切さに気が付きました。野菜の名前や切り方とか、新しいことを覚えることも大事だけど、患者さんが食べるものなので一番大事な“衛生管理”のことも忘れないでください。」
※海外人財に対して入国前にLEOCが行っている「おいしさ」を進化させて具現化する研修のこと。

日本の文化やアニメが好きで日本で働くことを志し、高校生の時から独学で日本語を勉強していたというジャンさん。フルーツの責任者という立場を任されているその影には、日々のたゆまぬ努力がありました。一緒に働く海外人財の仲間からの信頼も厚い彼は、この病院になくてはならない存在です。

同じ病院で働く海外人財の仲間と

今後もLEOCは、一人ひとりが安心して長く日本で活躍できるよう、業務・生活のフォローアップやスキルアップを支えてまいります。

「LEOCアカデミー」について詳しくはこちら：
LEOCはONODERA USER RUNに協賛　特定技能外食人財の学生向けに「LEOCアカデミー」の教材を提供

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【ONODERA USER RUN ホームページ】
https://onodera-user-run.co.jp/

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