実績・事例
病院の患者給食・職員食委託事例
平成20年2月にLEOCへ委託
転院されてきた患者様から「前の病院よりここの病院の食事は本当に美味しい」と言っていただける時は私たちも嬉しい瞬間です。
今まで食欲がなかった患者様がイベント食をきっかけに食べ始めたことがありました。やはり美味しいご飯にはパワーがあるのだなと感じました。それはLEOCの力が非常に大きいと思います。
病院の開設からLEOCが委託を受け、15年目になります(令和5年現在)。
「初めは6社から提案をいただき、絞り込んだ3社でプレゼンテーションなどを行い、最終的にLEOCを選びました。条件は、味が良い事が一番ですが、当院の理念をしっかりと理解していただけることも大事です。
『諦めないで口から食べる』というのが当院の基本方針です。口から食べることに障がいがあったとしても出来る限り口から食事をとることをとても大事にしています。そこで、立ち上げから色々な取り組みをしていく中でもきちんと対応していただける業者を探していました。話を伺った中でLEOCが一番一緒に頑張っていけそうな会社だと思い、最終的にLEOCに決定しました。」(西岡様)
病院立ち上げの段階から、病院食のシステムや仕組みを一から作ることに不安もありましたが、LEOCが立ち上げから手厚くサポートしてくれたので不安はなくなったと西岡様は振り返ります。
献立についてはLEOCが基本献立を立ててから、病院様の管理栄養士がチェック、修正をして決めています。患者様は障がいをもった方も多い為、8割は脳卒中後の患者様です。脳卒中の患者様はもともと糖尿病や血圧が高い方、合併症を持っている方もいらっしゃいます。また、飲み込みができないなどの患者様もいらっしゃるので、病態別の栄養管理と嚥下食が非常に大事です。
病院様の理念に沿うよう、給食の枠にとらわれずに少しでも口から食べていただく環境づくりや食べたいと思っていただける食事の提供を心掛けています。
「例えば、もともと長崎で育ち長崎の野菜や魚を食べてきた方は、他の場所で採れた野菜や魚を美味しくないと感じる方もいらっしゃいます。また、意志を言葉で伝えることができる患者様ばかりではないので、中には美味しくないと顔を背けるという表現をする患者様もいらっしゃいます。食べ慣れたものを食べていただくという意味で長崎県産の食材をできるだけ取り入れるようにしています。また限られた予算の中でもできるだけ質の高い食材を提供するようにしています。
環境としては、各階にパントリーキッチンを設け、目の前で調理することで匂いや音も感じていただき、できたての食事を温かいうちに提供することができるよう工夫をしています。」(西岡様)
「転院されてきた患者様から『前の病院よりここの病院の食事は本当に美味しい』と言っていただけるときは私たちも嬉しい瞬間です。月に1回『調理師献立』を行なっており、そのときのみチューブで栄養を取っている方も経口摂取の第一歩として好きなものを少しつまんで食べていただくということもしております。今まで食欲がなかった患者様が調理師献立などのイベント食をきっかけに食べはじめたことがありました。やはり美味しいご飯にはパワーがあるのだなと感じました。それはLEOCの力が非常に大きいと思います。」(西岡様)
リハビリテーション科、脳神経外科、整形外科
143床(全て回復期リハビリテーション病床)
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